[インラインの逸品]
meanswhile(ミーンズワイル)の4Way ジャケット
1着で4着分の着こなしが可能な便利アウター
2016年からアップデートを繰り返しているモデル
衣服を“身体に最も近い道具”と捉え、機能性を重視したファッションアイテムを生み出している meanswhile(ミーンズワイル)。アウトドアブランドとも考え方は近いが、“削ぎ落とす”のではなく、“掛け算の発想”でファッションと生活を結びつけたプロダクトを作り続けている。
そんな meanswhile の[インラインの逸品]のひとつが、“4Way ジャケット”。文字通り一着で4つの着方が可能なアウターで、2016年からデザインの仕様を変えて展開している、ブランドを代表するモデルとなっている。
この4Way ジャケットはノーカラー、かつ2種のリバーシブルであることがポイント。通常の表裏で着用できる2wayリバーシブル、そして裾から裏返すことでさらに2wayが加わり、合わせて4通りの着こなしが可能になっている。
今シーズンの4つのスタイル
2025AWの最新モデルは、以下の4つのスタイルに“変身”する。
- ノーカラーで丸首のMA-1スタイル
- 丸首ベストをレイヤードしたようなスタイル
- ノーカラーのV字ワークウェアスタイル
- フィッシングベストをレイヤードしたようなスタイル
“〜way”やリバーシブルのアイテムを買ったことがある人は、「結局リバーシブルして着ていない」、「デザイン的に無理がある」といった感想を持った経験があるかもしれないが、このmeanswhileのジャケットは、どのスタイルも完成度が高いのが人気の理由。
複雑なパターンを作らないと具現化が難しいデザインだが、そこにはデザイナーである藤崎尚大の執念も感じる逸品となっている。
2025AWは縦糸にポリエステル割線糸、横糸にナイロンを使用したポリエステルナイロンのタフタ素材を使用。起毛感のある質感は、最終加工のタンブラーで揉みこむことで、シルクのような風合いとヴィンテージ感を出している。割線糸の特徴でシワになりづらく、イージーケア性にも優れている。全体的にゆったりしたシルエットで、“つい羽織ってしまう”のもこのアイテムの魅力だ。
[INFORMATION]
meanswhile (ミーンズワイル)
Memory Peach Reversible 4Way JKT
¥83,600
[CONTACT]
meanswhile
https://store.meanswhile.net/
https://meanswhile.net/
info@meanswhile.net
“インラインの逸品”とは?
コラボや別注商品はすぐ売り切れてしまうし、あくまで各ブランドの主軸は“インライン”と呼ばれる通常のコレクションアイテム。この定期ポスト企画では、各ブランドでシリーズ化しているラインやプロダクトに改めてフォーカス。情報が氾濫する時代に、「間違いないモノ」を探している人のためのリサーチノート。
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