[編集人ブログ]"現在(イマ)の日本のメンズファッショントレンドと、今後を予測する"
ネタバレあり
はじめに
現在の日本のメンズファッションは、かなり面白い転換点に入っています。
ひと言で言うと、「派手さより編集力」です。
2010年代後半〜2020年代前半の、「ロゴ」、「スニーカーブーム」、「分かりやすいラグジュアリー」、「“映える”ストリート」から、「素材感」、「シルエット」、「レイヤード」、「“どう混ぜるか”」へ重心が移っています。
特に東京のファッション感度層では、「何を着るか」より、「どう組み合わせるか」の時代です。
現在の日本メンズファッションの主要トレンド(2026)
① “静かなストリート”(Quiet Streetwear)
現在かなり強いです。
以前のような「全身ロゴ」、「派手なスニーカー」、「ハイプブランド一点突破」ではなく、「muted color(墨黒、チャコール、オリーブ)」、「ワイドパンツ」、「短丈トップス」、「素材感」、「テック感」で構成される「静かなストリート」に変化しています。
日本だと、
- COMOLI
- AURALEE
- DAIWA PIER39
- FreshService
周辺の空気感ですね。
② “大人のワイド”(Baggyの成熟化)
ワイドシルエット自体はまだ終わっていません。ただし「ただデカい」は減っています。
今は、「腰回りは整理」、「裾だけボリューム」、「上半身は短丈」、「全体はクリーン」というバランス型へ進化しています。日本は特に、「オーバーサイズ」と「だらしなさ」の差を理解している市場なので、この傾向はかなり強いです。
③ ゴープコアの定着(Gorpcore → 日常化)
これは一過性ではなく、完全に日常服へ吸収されました。
ただ現在は、「本気アウトドア」より、「都市型」、「ミニマル」、「テック素材」、「ユーティリティ」方向へ移行しています。特に日本は、アメカジ→ミリタリー→アウトドア→テックの文脈を自然に混ぜるのが得意なので、「ゴープコア」というより、“都会的作業服”になっています。
④ ヴィンテージ回帰の深化
これはかなり重要です。
今の若い層は、単純な古着ではなく、「“編集された古着”」、「“知識込みの古着”」、「“文脈込み”」を求めています。特に、「90s Americana」、「ミリタリー」、「ユーロワーク」、「日本のレプリカ」、「アーカイブ」の人気は継続。
日本のセレクトショップ文化が世界的に再評価されている流れもあります。
⑤ “プレッピー回帰” の始まり
これは今後かなり来ます。ただし昔の「キレイなお坊ちゃん」ではなく、「崩したプレッピー」、「スポーツMIX」、「Grandpa感」、「Ivy + Street」です。
例えば、ポロシャツ、ローファー、スラックス、ニット、キャップを、ルーズに着る。
日本では昔からある「シティボーイ」文脈とも相性が良いです。
今後3〜5年の予測
1. 「ラグジュアリー疲れ」がさらに進む
Quiet Luxuryもすでに少し飽和感があります。今後は、「高そう」より、「その人っぽい」が重要になります。つまり、“人格のある服”への回帰。
2. “編集能力” が最大の価値になる
これが一番大きいです。
AI時代になるほど、「正解コーデ」は誰でも作れる。
だから価値は、「どこで崩すか」、「何を混ぜるか」、「文脈をどうずらすかへ」移ります。
日本はこの編集文化が非常に強い国です。
なので世界的にも、日本的スタイリング感覚はさらに影響力を持つと思います。
3. “普通だけど変” が加速する
今後の日本メンズはかなりこれです。
「ベーシック」、「クリーン」、「ミニマル」だけど、「微妙にシルエットが変」、「素材が変」、「バランスが変」「着方が変」という方向。
これはまさに、日本ブランドが最も得意な領域です。
4. 年齢境界が崩れる
これは重要です。
今後は、「20代の服」、「40代の服」がどんどん消えます。
現在すでに、「30〜50代のワイドパンツ」、「シルバーアクセ」、「テック素材」、「スニーカー」、「古着」が普通になっています。
むしろ今後は、“若作り”より、“自分の文脈を持っている人”が強くなる。
日本メンズファッションの核心
今の日本メンズは、世界的に見てもかなり特殊です。
理由は、ストリート、アメカジ、モード、ワーク、アウトドア、古着、テーラリングを全部横断して混ぜられるからです。そして今後はさらに、「ジャンル」より「編集」の時代になります。
つまり、“何系か分からないけどカッコいい”が、最も強い。
これはたぶん、今後5年の日本メンズファッションの核心です。
ネタバレ

highvision magazineの編集人 武井です。
ここまでお読みいただいた皆さま、ありがとうございます、と同時に謝らせてください。
実はここまでの文章は、すべて「ChatGPT」によるものです。
途中まで読んで「AIが書いたっぽくね?」と気づいた方もいらっしゃるかもしれません。
ちょっとだけ「・」を「カギカッコ」にしたりのアレンジは加えましたが、文章は一切触っていない内容です。
僕は普段そんなにAIは使っていないのですが、電車に乗っている時にふと思いついて「現在の日本のメンズファッショントレンドと、今後の予測をお願いします」と一言だけプロンプトを入れたら瞬殺で出てきたのが上記の回答です。(ちなみに無料プランです)
このメディアをご覧いただいている方は、ファッション感度も高い方が多いと思いますので、上記の文章を読んで「言われんでも知っとるわ」とか「何を偉そうに」と思われたかもしれません。あるいは「なるほど、納得」とか「参考になる」と思っていただいた方もいるかもしれません。
日々更新されるAI情報のニュースは多少追っかけていたし、自分なりにAIを少し使っていたので、それなりにAIの進化は体感していたのですが、出てきたこの文章を読んで、結構愕然としました。自分が漠然と感じていたことを、簡潔に文章化してくれているなと。(しかも一瞬で)
実はこの回答が出てきた日(2026年5月末)はいくつかファッションブランドの展示会やPRエージェントのプレビューにお邪魔する日だったので、立ち話の際にこの回答画面をお見せしました。
ある人は「これ…、当たってるじゃないすか。トレンドブランドにウチのブランド名は入ってないけど」と苦笑いし、
ある人は「ここまでAIに当てられてると悔しいね。自分たちのチカラで上書きしたくなっちゃうよ」と言っていました。
編集人の僕自身を「ファッション感度が高い」というのはおこがましいですが、それなりに日々ファッション情報と戦っているし、実際に展示会などにも頻繁に明日を運んで、作り手やPRの人と会話を交わし、いい歳してまだまだ洋服を買ってしまっている自分が読んでも、「当たってるやん」と思いました。
ちなみに、このチャットにさらに「先ほど挙げてもらった今のトレンドブランド、もう少し数を出せますか?」と聞いてみました。
それが以下の回答です。
——
現在の日本メンズファッションは、以前のように「絶対的な1強ブランド」があるというより、
- 空気感
- 編集性
- 文脈
でグループ化されています。
なので、今のトレンドを理解するには、「系統ごと」に見るとかなり分かりやすいです。
① Quiet / Minimal / Urban Utility 系
(現在の東京ど真ん中)
いま最も“空気”を作っているゾーンです。
- COMOLI
- AURALEE
- DAIWA PIER39
- FreshService
- Graphpaper
- YOKE
- ssstein
- CIOTA
- HEUGN
- HERILL
- NICENESS
特徴は、「一見普通。でも着ると違う」。
素材・落ち感・余白感で見せるブランド群です。
② テック / ゴープコア / アウトドア進化系
これは完全に定着しました。
- ARC’TERYX
- Salomon
- and wander
- Goldwin
- nanamica
- TEATORA
- Tilak
- DESCENTE ALLTERRAIN
- ROA
- HOKA
以前より、「登山感」は減り、“都市生活対応ウェア”になっています。
③ ヴィンテージ / Americana / ワーク再解釈系
日本が世界最強なジャンルです。
- visvim
- KAPITAL
- NEEDLES
- Engineered Garments
- orslow
- POST O’ALLS
- FULLCOUNT
- BONCOURA
- ANATOMICA
- Nigel Cabourn
単なる復刻ではなく、「古着をどう編集するか」に価値が移っています。
④ モード再構築系
(静かなモード)
昔ほど“モード感”を前面に出さず、日常へ溶け込んでいます。
- JIL SANDER
- LEMAIRE
- Maison Marginal
- Dries Van Noten
- OUR LEGACY
- The Row
- Cristaseya
日本の感度層では、「頑張ってるモード」より、“自然体モード”が強いです。
⑤ 新しいプレッピー / シティボーイ系
今後さらに来ると思います。
- Polo Ralph Lauren
- Brooks Brothers
- J.PRESS
- BEAMS PLUS
- POPEYE 的スタイル
- Aimé Leon Dore
- NOAH
ただし昔の“キレイなアイビー”ではなく、
- スウェット
- キャップ
- ワイドパンツ
- スニーカー
とのMIXが前提です。
⑥ 若い層のリアルな人気
10代後半〜20代前半だと、まだストリートの影響は大きいです。
- Supreme
- Stüssy
- Carhartt WIP
- Diesel
- Acne Studios
- Entire Studios
- BALENCIAGA
ただ、以前ほど「ブランドロゴ勝負」ではなくなっています。
今後さらに伸びそうな流れ
今後は特に、
「クラフト感」
- 染め
- 手仕事
- 経年変化
- 素材感
を持つブランドが強くなる可能性があります。
なので、
- CASEY CASEY
- Bergfabel
- Arts & Science
- MITTAN
のような、“静かな個性”は今後さらに評価されそうです。
個人的には、2026年以降の日本メンズは、
「高級」
↓
「ミニマル」
↓
「編集」
↓
「人格」
へ向かっていると思います。
つまり、
“何を着てるか”
より、
“どういう人が着ているか”
が重要になる時代です。
——
AIが書いた文章をそのまま載せるのは、自分の編集者的な流儀に反するのですが、今回は特例としてそのまま記載させてもらいました。
追加で出してもらったブランドの中には正直「アレが抜けてるかも」とか「そこに入れるのは違うかも」と思ったものもあるのですが、忖度なくそのままコピペしています。もちろん勝手な追記もしていません。
当メディアでも取り上げさせてもらっているブランドが多いのはある意味で安心しましたが、実際に「売れている」「トレンドを作っている」とAIが判断しているこれらのブランドは、実際に自分が見ていても素晴らしいところばかりです。作り手の思想もしっかりしているし、程度の差こそあれ、実直にモノを作っているところばかり。
何をベースにAIがこれらを挙げているのかは分かりませんが(もちろんオンラインの情報ではありますが)、実際に僕らのようなメディアはブランドからの一次情報を伝えることがメインなので、発売情報やコラボネタがどうしても多くなってしまいます。だからこそAIはSNSなどのつぶやきも含めて拾っているとも思われますが、AIがファッションメディアからだけの情報を鵜呑みにせず、”空気感”まで拾っているのはなかなかヤバいと思いました。
この感覚はかなりバイラルに近い、つまり「ファッション界隈」でも交わされている会話にも近いということです。
奇しくもというか、僕が電車の中でチャッピーにこのプロンプトを打ったきっかけは、プロ野球巨人軍監督の阿部慎之助さんが娘さんと喧嘩して、娘さんがチャッピーに相談、児童相談所〜警察に通報〜逮捕〜監督辞任という一連のニュースを見たことにあるのですが、今回の件は「人間とAIとの共存」について世間を考えさせることになりました。改めて「AI鵜呑みの是非」を考えた方も多いのではないでしょうか。
僕はこのチャッピーとの回答を人に見せたときに、あるPR会社の方が「自分たちのチカラで上書きしたくなっちゃうね」と言っていたのが印象的でした。つまりここまでAIに予測されちゃってるのなら、そうじゃない方に行きたくなる。これも人間らしい天邪鬼な行動真理であり、僕もどちらか言えば「そっち派」です。
ただ、見逃せないのは、チャッピーが最後の締めにこう綴っていることです。
つまり、
“何を着てるか”
より、
“どういう人が着ているか”
が重要になる時代です。
この文の前にチャッピーが「個人的には」と前置きしているのが妙に気にはなるんですが、いやあ、ここまで言われちゃうとね。ほんとその通りだと思います。
外見も重要だけど人間はもっと内面を磨かなきゃいけないということを言っているわけで、ここには完全に同意。トレンドよりも空気感よりも、”自分らしさ”。これはなかなか核心を突いているし、こういう未来予測は結構悪くないなとも思います。
その上で、「正直このメディアにできることってどんなことだろう」と考え込んでしまうわけですが、現時点で言えるのは、できるだけ読んでいただく方の内面と外観をアップデートできるようなメディアでありたいなと思いました。
あ、最後のネタバレです。
このサムネの画像も「このやりとりをそのままオンライン記事にしたいから画像を作ってください」とお願いして出てきたものです。
正直このサムネにもまるで納得していないけど、最初に出してきたのが下記のようなものだったので、「AIなんてまだまだだよなー(笑)」と笑い飛ばすネタとして貼っておきます。今のところは….。(武井)


編集人も好きでよく見ているYouTube 「フューチャリスト」の友村晋さんの書籍『わが子に教える AI時代に必要な7つの能力』を貼っておきます。
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